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あゝ監督。

年に何度か、猛烈に読書したくなる周期が襲ってきます。

たまたま手に取った、楽天・野村監督の「あゝ監督」という
本が面白かったですね。

スポーツの監督って言うのは、一番労多くして益少ないと
言うか、もうそれこそ負ければボロカスっていう地位ですよね。

極端な話、おめーらチーム事情とか選手のコンディションとか
分かってんのかよ?!テレビゲームとは違うんだぞ!目の前に
パラメータが出てて、疲労してたらゲージが赤になるとか、調子が
悪かったら顔が青くなるとか、そんな世界じゃねえんだぞこら!
分かってて「明らかに采配ミス」とかいってんのか?!

とか、たまにはわめき散らしたくもなるのではないでしょうか。
オレは無理ですね。文句言われたらすぐに切れて放り出しそうです
けれども。

阪神という特異なチームを率いる辛さとか、メディアとの付き合い
方だとか、あとファンとの関係だとか。

そういう部分で、ああ想像通り監督って大変なんだなあ。
野村監督のように、成功した人でもそうなんだな。
そんな気にさせられます。

「選手もメディアもファンも、味方にも敵にもなり得る」
みたいなフレーズがあるんですが。
なるほどなあと。

決断を一人でしなければいけないところとか、責任が全て自分に
帰するところとか、配下の人たちや他者からもうそれこそいわれの
ないような非難を浴びたりするところとか、監督と経営者って共通
する部分があると思うんです。

そういう意味で言えば、監督業も「孤独」なのではないかな。
経営者も、凄く孤独だな。この孤独に耐えなければいけないな。
と思うところがあるんですがね。結局、他人に相談しても気休め
程度にしかならないわけで、自分の責任において、自分で判断
しなければならないと言う部分で、非常に孤独だと思います。
別に友達がいないとか、そういう意味ではないんですけども。

ついでに言えば、「プロ」と言う言葉がある意味軽く使われてる気が
凄くしますね。本とは関係ないですけど。

「お前プロだろう?」とか、「プロなんだから結果出せ」みたいなことは
実業界においても、スポーツ界においても良く使われるフレーズだと
思うんですけど。

世の中で、自信を持って「私はプロです」と言える人がどれほどいる
だろうか。

そんなに多くないと思うんですよね、自分も含めて(残念ながら)。
「プロだから結果出して当然」とか言われますが、そういう意味では
プロは多くないと思う。
上司のせいだったり社会のせいにして結果を出せないのでは、スポーツ
選手にプロフェッショナルを声高に求めることは恥ずかしいのではないか。
そんな気がするんですよね。

えーと、何の話だっけ。
ビジネス書でなくても、ビジネスのことを考えるには役に立つってことかな。
多分違いますね。

カテゴリ:本のお話 | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
エリートヤンキー三郎。
最近はいろんなマンガが実写版で映画化されておりますが。

エリートヤンキー三郎も映画化されるようですね。

ちょっとびっくりしますな。
原作読んでると、「これ映画化できるのか?」って思うんですけど。

動画見てると、そんなに違和感ない感じですよね。



いつも漫画→アニメとかで思うのは、原作のイメージを破壊しないで
くれということなんですよね。
話まで原作をなぞってくれ。というのではなくて、根底のイメージを
破壊しないでくれ。ってことなんですけど。

ましてや実写版映画ですからね。
劇場版ですので、話は多少変わってて当然だと思うし。

僕がこのマンガで面白いなと言うのは、内向きな三郎の巻き込まれ加減
とか、それでも勝手に妙な理解をされて慕われちゃうあたりのいわゆる
「ギャップ」なんですけどね。そこがちゃんと生きてるといいなあ。

動画見る限りでは、期待していいんじゃないでしょうか。
2月28日公開だそうです。
カテゴリ:本のお話 | 16:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
和を継ぐものたち。
今日は随分久々なのですが、読んでいる本の話。



小松成美さんの「和を継ぐものたち」。

最近は、気分転換のときにはこの本と「夢の中まで左足」(名波浩)を
もっぱらパラパラとめくっております。

以前から、職業柄か「職人」というものに非常に興味があり、憧れを
もっているんですけど、伝統芸能の伝承者や伝統工芸の職人さんたちの
仕事と言うのは、いわゆる「商業ベース」に乗っているのかどうか?
ぶっちゃけて言えば、「ちゃんと食べていけてるのか」と言う部分が、
物凄く気になって居たんですよね。

こういう職業と言うのは、いわゆる「商品」としての価値よりも、その
技術であり芸術を後世に絶えることなく引き継いでいくことを重要視され
ているんだと思うんですね。でも、使命だけではなく食べていけなければ
続かないはずだし、素晴らしい技術を持つ方々が相応に報われない社会と
言うのはおかしいと思う。

まあそんなことを思いながらこの本を読んだわけですが、非常に単純に
インタビューとして面白かったんですよね。

例えば、釜師という工芸品としての釜を製作する職の方がおられるわけです
が、釜師の後継者が芸術大学に進んで一緒にやるスタッフを集っていたり
とか、書家の武田双雲さん(熊本出身・確か東稜高校じゃなかったかな?)
なんかは一般企業に勤めている間、ネットでお客さんのために書を書くという
サービスを提供して軌道に乗せた後書家として独立したりしておられる。

脈々と続く伝統のなかから、そういう現代的というか、個人のエッセンス・
アプローチを加えて進化してきている。

そういうところに、非常に興味と言うか共感を覚えましたね。
古いものを尊重し継承しながら、新しいものを加えていくと言うか。
新しい時代に迎合すると言うことではなくて、それでも少しずつ変えて
きているというかね。

なかなか面白い本ですよ。
そのほかにも、鵜匠や木偶人形師、纏職人とか、香道なども紹介されてます。
落語や将棋、歌舞伎、狂言など有名なところも網羅されてて、日本文化って
凄いんだなあと感じさせられる本ですね。
カテゴリ:本のお話 | 21:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
お金の教養。
サッカーの本をあらかた読みましたので、今は経済関係の本が面白い
時期に入ってきています。

最近面白かったのは「お金の教養」。


著者の泉正人さんと言うのは、「仕組み仕事術」が売れましたね。
不動産なんかで財を成している方です。

日本では、お金に関する教育と言うか、知識自体をなんかタブー視してる
ようなところがありますよね。「金持ち父さん、貧乏父さん」なんかが
爆発的に売れたのは、そういう背景もあるのかなと思うんですけど。

この本は、家を買うのか賃貸するのか?とか、資産運用の基本的な考え
方とか、そういうのがわかりやすく書いてあります。

とはいえ、上級者向けではなくて、何に使ったか分からないお金をなくす
方法とか、今ホントにお金のない人にも役に立つことが書いてます。

これが僕の社会人時代にあれば、あーあと一週間で150円しかないよ。
歯磨き粉でもなめて過ごすかな。とか、残り一万円しかないのにスノーボード
やりにいっちゃったりとか、そんな無分別なこともしなかったのに。
一週間シーズケースをかじりながら暮らすようなこともなかったのに。


…いや、したな多分。

それはともかく。

年金などを見ても、国家は国民のために何かしてくれるわけではないというのは
もう常識としておいた方がよさそうで、飛躍的に給料があがるような環境も
考えづらいですからね。

節約して、少しでも増やすような方法を、学んで考えるのって大事だと思います。

…老後に、ロアッソのアウェイに付いて回るためにも!(最大の夢です)

カテゴリ:本のお話 | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「股旅フットボール」と「ロッソ熊本」。
昨日書こうとして書けなかった、本の話。



宇都宮徹壱さんと言うのは、杉山茂樹さんとは反対に。
サッカーライターの中ではかなり好きな人です。
こういうシンプルな文章が書けるようになりたい。

それはともかく、この本の中で紹介してあるサッカークラブは

・FC岐阜
・FC Mi-o びわこKusatsu
・ファジアーノ岡山FC
・后Ε侫 璽譽鹹杭
・グルージャ盛岡
・ツエーゲン金沢
・カマタマーレ讃岐
・FC町田ゼルビア
・ノルブリッツ北海道
・とかちフェアスカイ ジェネシス

ということで、2006年あたりからJを目指しているクラブ。
かなり毛色が変わった本ですね。
もともと宇都宮さんが、天皇杯の1回戦2回戦や、地域決勝なんかも
意欲的に取材する人なんですよね。

「ロッソ熊本」も、J加入した先輩として、何度か名前が出てきます。
岐阜、岡山、盛岡、讃岐、金沢、長崎とは対戦経験もありますからね。

これを読んで思うこと。

熊本は、幸運だったんだなあ。

いや、幸運というのは。
なんだJに行こう!って言ってみたら結構簡単に上がれちゃったよ!
そんなに努力もしてないのに。結構世の中って甘いよね!

みたいな幸運ではなくて。

一生懸命策を講じて、ベストと思えることをやっても。
なかなかJという舞台に届くものではないということなんですよ。

上記十チームのうち、現在Jに加盟できたのは岐阜だけ。
JFLまで目を向けても、岡山とびわこしか上がれていない。

長崎にしても、熊本とほぼ同時に産声を上げて、小嶺忠敏という高校サッカー
の巨星を掲げ、ここまで地道に努力をしてきた。実力も伴っている。

でも、現時点JFLに上がれていないわけなんですよね。
熊本が地域決勝に挑んだとき、昇格候補に挙げられていた静岡FCもしかり。

これは、運もあると思うんですよ。

熊本でも、アルエット熊本を引き継いでKyuリーグからスタートできて。
Kyuリーグにはもったいないような選手達を揃えて。
自治体を巻き込んで、県民運動としてここまで盛り上げてきた。

あの時、少し立ち上げが遅れていたら。
地域決勝で、熊谷のロングシュートが決まっていなかったら。
愛媛FCがJ昇格出来ていなかったら。

ひょっとしたら、今でもロッソはKyuリーグに居たかもしれないわけです。
もうJなんか夢だよ。的な雰囲気になって、水前寺も満員に出来ていなかった
かもしれない。

そういう様々なファクターが積み重なって、横浜FC戦の15588人が
ある。

そのファクターの中には、例えばハンドボール世界選手権熊本を成功させた
前田前社長の手腕だったり、まだ海のものとも山のものともつかないロッソ
というチームにJ経験者を集めてきた池谷監督の手腕だったりもあると思う
んですけどね。

実質三年で上がれたって言うのは、すごいことだと思うんですよ。
まあ、ブレイズやアルエットから考えればもっとなんでしょうけどね。

努力をした上に、運もあったからロアッソ熊本は今Jで戦えている。
この本を読んで、そういう気持ちになったんですよ。

もっと素直に、地元熊本にJリーグクラブがあることを喜んでいい。
そして、ここまで持ってきてくれたフロントに、もっとリスペクトがあっていい。
そう思うんですね。

名称変更なんかは問題になったんですけど、サッカークラブとしてはまだ
駆け出しですし、チームもフロントもサポーターも、これから成長せねば
ならない。未熟で当然ですよ。

他のチームのサポさんのブログなんか見ると、よく
「フロントが無能」

とかいう表現を目にするのですが、僕はこういう気持ちにはならんのです。
よくやってると思うんですよ。

もちろん、これで満足ということはないでしょうしね。
ファンの目線で言えることがあれば、言いたいなとは思いますけど。

まだまだ書き足りないことはあるんですけど。
この本を読んだ率直な感想です。
グルージャなんかには、もっと問題点を突っ込んでもいいような気がしますが、
金銭的な問題に深く突っ込んでいくと、地域クラブの取材はいつまでたっても
終わらない気もしますので、これぐらいのスタンスがベストなのかも。

読みやすいわりに、いろんなことを考えさせられます。
是非読んでみてください。
この本を通して、ロアッソのことを考えるのも楽しいと思います。
カテゴリ:本のお話 | 23:38 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
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